2017年度6月のあしべん

2017年度第3回「6月のあしべん」の申し込みを開始します。
今月は、「午前の部」と「午後の部」の2本立てになっております
「午前の部」は通常のあしべんで、「足部の基礎編②」新しく「姿勢・動作観察と分析の仕方」を開催します。
「基礎編②」は、足部周囲筋の解剖や機能について、また触診などの実技も行います。各筋と足部アーチとの関連など文献の紹介なども盛り込んでおります。「姿勢・動作観察と分析の仕方」は、バイオメカニクスの観点からみた起立や歩行などの観察・分析について理解しやすい内容にブラッシュアップしています。
足部・足関節に興味のある方、経験の浅い方などを対象にわかりやすく解説していきますので、お誘い合わせの上、是非ご参加ください。

また「午後の部」は、「あしべん特別企画」として「変形性膝関節症の保存的理学療法」について講義および実技を開催します。 臨床に必要な基本的知識からより踏む込んだ知見を盛り込み、効果的な理学療法を導き出せる内容を紹介および実技を行います。まずは基本をしっかり押さえ、臨床で活かせる知識・技術とその理論を学んでいただければと思います。
あしべんに参加されていない方でも参加できますので、お誘い合わせの上、是非ご参加ください。

日時
2017年6月25日(日)
【午前の部】あしべん 10:00~13:00  ※受付 9:30~
【午後の部】フォローアップコース 14:00~17:00 ※受付13:40~

会場
四條畷学園大学リハビリテーション学舎 2階
〒574-0011 大阪府大東市北条5丁目11番10号 JR学研都市線四条畷駅下車徒歩15分
>>アクセス

内容
【あしべん】
コース(1)「足部の基礎編②~足部のアーチ構造・筋機能~」コース  ※2回目(最終)
足部のアーチ構造とその構造に関係する周囲筋や靭帯などの機能解剖などを紹介します。 臨床において触診技術は最も重要かもしれません。特に足関節周囲筋(外在筋や内在筋)は大小さまざまであり、何層にもなっており解剖学的位置を覚えるのは安易でありません。このコースでは基本的に触診しておくべき筋の触診を行います。また、各筋の歩行などの動作における役割なども紹介します。

コース(2)「姿勢・動作の観察と分析の仕方」コース ※1回目(初回)
理学療法士にとって「目で診る」ことは重要です。わずかな変化を観察しそれを分析する・・・見た目の外観も重要ですが最も重要なのは内在機能(筋・関節周囲組織など)の変化を推察できるかです。そのためにまずは基礎バイオメカニクスの観点からの考え方は押させておく必要があると思います。当コースでは、簡単なバイオメカの考え方の紹介と足部からの介入による変化を観察・分析する実技を行います。足部への介入による変化を体感し、是非「観る力」を養うための基礎知識を学んでいきましょう。

【あしべん特別企画】
「変形性膝関節症の保存的理学療法」
講師:生島 直樹 (介護老人保健施設みずほ倶楽部)

今回は「変形性膝関節症」についての各論です。膝痛は多くの方の悩みです。ひどくなればADLを制限し、活動性を低下させ、更に全身の身体機能低下につながる障害です。 変形性膝関節症は膝痛を発生させる疾患ではありますが、その膝痛の病態とその原因は骨・関節性から軟部組織性などを多岐にわたっており、的確に捉えることが重要です。 また、膝関節に加わるメカニカルストレスを捉えることが効果的な治療を行うにあたり、非常に重要です。全身アライメントや身体重心位置が膝関節機能に及ぼす影響などを考えながら、評価および治療介入を実施し、その効果検証を行うことが大切です。 「膝痛」を捉えるための基礎知識と評価方法、また治療プログラムなどを紹介し、実技も盛り込んでいく予定です。
興味のある方はどなたでも参加可能です。 是非、お誘い合わせの上、ご参加ください。

参加費
○あしべん : 1,000円(当日受付にてお支払い下さい)
*資料代 別途2000円 ※2017年度の資料代です。通年分のため初回参加時のみです。

○あしべん特別企画 : 2000円(当日受付にてお支払い下さい)

持ち物
・膝の出せる、動作の観察しやすい服装  ※裸足になる準備もお願いします
・配布されているあしべん2017の資料
・午前、午後とも参加の方は、昼食をご用意ください。学校に売店などありません。

お申し込み
申し込みフォーム(←ここをクリック)より必要事項をご記入の上お申込み下さい。

申し込み締め切り
 6
月21日(水) 23:59  ※資料の準備がありますので遵守ください。

お問い合わせ あしべん運営事務局
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