2015年度2月のあしべんとフォローアップコース

2015年度第11回「2月のあしべん」の申し込みを開始します。
今月は、「午前の部」と「午後の部」の2本立てになっております。
「午前の部」は通常のあしべんで「足底板作製(3回目)」と半年クール版「インソールパッドによる介入方法」を開催します。「足底板作製」コースは、作製途中の方は完成に向けて進めていきます(最終回予定です)。また、今回から作成を開始したい方も是非ご参加ください。
「インソールパッド」コースは、既製品のパッドとシートを貼付して行います。直接的靴に貼り付けることですぐにその効果を確認できますので、臨床で非常に有用です。まずは、その貼り方を学び、実際に体験してみてください。
「午後の部」は、昨年からの新企画である「フォローアップコース」として「大腿骨近位部骨折術後の理学療法」を今年度開催しましたが、今回は「変形性膝関節症の保存的理学療法」について講義および実技を開催します。 臨床に必要な基本的知識からより踏む込んだ知見を盛り込み、効果的な理学療法を導き出せる内容を紹介および実技を行います。まずは基本をしっかり押さえ、臨床で活かせる知識・技術とその理論を学んでいただければと思います。
午前のみ、午後のみでも参加可能ですので、お誘い合わせの上、是非ご参加ください。

日時
2016年2月14日(日)
【午前の部】あしべん 10:00~13:00  ※受付 9:30~
【午後の部】フォローアップコース 14:00~17:00 ※受付13:40~

会場
四條畷学園大学リハビリテーション学舎 2階
〒574-0011 大阪府大東市北条5丁目11番10号
JR学研都市線四条畷駅下車徒歩15分 >>アクセス

内容
【あしべん】
コース(1)「足底板作製」コース ※3回目(最終)
足底板の素材である「ポロン」を使用し、グラインダーで研磨し、個人に合った足底板を作製するコースです。評価に基づいて研磨を進めていき、最終的に靴の中敷きに貼付し、立位や歩行でその効果を確認していきます。まずは、体験してみてください。その難しさと奥深さを感じてもらえると思います。
*中敷きの外せる靴、または中敷きを購入してを持参ください。

コース(2)「インソールパッドによる介入方法」コース ※8,9月同内容
ソルボ線維のパッドやポロンで作製するパッドは、両面テープにて簡便に靴に貼付でき、その効果もすぐに確認できるツールとして臨床で有用です。テーピングや各評価にて導かれた関節誘導方向をこれらのパッドを添付することが可能ですが、貼付する位置やその高さの調整も重要です。このコースでは、その調整も含め、評価から得られた足部アライメントを整えるために実際にパッドを貼付し、その変化を確認し合います。
※中敷きの外せる靴とはさみを持参ください。

【フォローアップコース】
「変形性膝関節症の保存的理学療法」
講師:生島 直樹 (介護老人保健施設みずほ倶楽部)

今回は「変形性膝関節症」についての各論です。膝痛は多くの方の悩みです。ひどくなればADLを制限し、活動性を低下させ、更に全身の身体機能低下につながる障害です。
変形性膝関節症は膝痛を発生させる疾患ではありますが、その膝痛の病態とその原因は骨・関節性から軟部組織性などを多岐にわたっており、的確に捉えることが重要です。
また、膝関節に加わるメカニカルストレスを捉えることが効果的な治療を行うにあたり、非常に重要です。全身アライメントや身体重心位置が膝関節機能に及ぼす影響などを考えながら、評価および治療介入を実施し、その効果検証を行うことが大切です。
「膝痛」を捉えるための基礎知識と評価方法、また治療プログラムなどを紹介し、実技も盛り込んでいく予定です。
1~3年目の方を対象にしていますが、興味のある方はどなたでも参加可能です。
是非、お誘い合わせの上、ご参加ください。
※定員を40名程度に予定しています。そのため、申し込み者多数の場合はお断りする場合もありますので、その際はご了承ください。

参加費
○あしべん : 1,000円(当日受付にてお支払い下さい)
*資料代 別途2000円 ※2015年度の資料代です。通年分のため初回参加時のみです。

○フォローアップコース : 2000円(当日受付にてお支払い下さい)

持ち物
・膝の出せる、動作の観察しやすい服装  ※裸足になる準備もお願いします
・配布されているあしべん2015の資料
・午前、午後とも参加の方は、昼食をご用意ください。学校に売店などありません。

お申し込み
申し込みフォーム(←ここをクリック)より必要事項をご記入の上お申込み下さい。

申し込み締め切り
2月10日(月) 23:59  ※資料の準備がありますので遵守ください。

お問い合わせ あしべん運営事務局
 お問い合わせフォーム