2015年度7月のあしべんとフォローアップコース

2015年度第4回「7月のあしべん」の申し込みを開始します。
今月は、「午前の部」と「午後の部」の2本立てになっております。
「午前の部」は通常のあしべんで「足部における静的・動的評価法(2回目)」と新たに「足部のテーピング」を開催します。テーピングは、簡便に関節肢位を変化させることができ、姿勢・動作にも大きく影響します。しかし、正確に貼付できるか否かで結果は大きく異なりますので、今回は「正確にテープを貼る」ためのコースとなります。また、その変化も観察・分析していきます。
「午後の部」は昨年からの新企画「フォローアップコース」で、1~3年目の若い先生方向けに理学療法の各論を開催致します。
今回は、「大腿骨近位部骨折術後の理学療法」について講義および実技を開催します。
臨床に必要な基本的知識からより踏む込んだ知見を盛り込み、効果的な理学療法を導き出せる内容を紹介および実技を行います。まずは基本をしっかり押さえ、臨床で活かせる知識・技術とその理論を学んでいただければと思います。
午前のみ、午後のみでも参加可能ですので、お誘い合わせの上、是非ご参加ください。

日時
2015年7月19日(日)
【午前の部】あしべん 10:00~13:00  ※受付 9:30~
【午後の部】フォローアップコース 14:00~17:00 ※受付13:40~

会場
四條畷学園大学リハビリテーション学舎 2階
〒574-0011 大阪府大東市北条5丁目11番10号
JR学研都市線四条畷駅下車徒歩15分
>>アクセス

内容
【あしべん】
コース(1)「足部における静的・動的評価法」コース ※2回目
理学療法にとって評価が最も重要です。評価結果が正確であれば問題点もより明確となり、アプローチもおのずと決まってきます。その評価のひとつとして足部からの運動連鎖を考慮した評価法を紹介します。静的な足部肢位・機能の評価結果が、姿勢・動作にどのように影響を及ぼしているのか、またそれをどのように解釈するのか・・・。対象者によって反応は異なることがありますが、バリエーションがあることを想定した上で、基本的な考え方と技術を学んでもらいたいと思います。

コース(2)「足部のテーピング」コース ※初回
後足部や第1列、第5列など足部におけるテーピングを行います。基本的には評価として用いることが多く、どのように足部をコントロールすればいいのかを直接的に評価できます。ただ、正確にテーピングを貼付することが非常に重要です。解剖学、運動学より関節の運動軸をイメージし、テープを貼る技術を高めたいと思います。また、テーピング前後での歩行の変化などを捉える観察・分析力も同時に高められるようすすめていきたいと思います。歩行の各フェーズでの足部の動きや運動連鎖など考慮しながらその変化を捉えていきます。

【フォローアップコース】
「大腿骨近位部骨折術後の理学療法」  講師:伊佐地 弘基(東豊中渡辺病院)
今回は「大腿骨近位部骨折」についての各論です。この部位の骨折で最も影響を受ける関節は「股関節」です。手術方法にもよりますが、どのように考えて股関節機能を再建するのかをより臨床に近い観点から紹介したいと思います。術式、画像所見、理学的評価などから術後のどの時期にどのようなコンセプトで介入していくと効果的であるのか、また具体的な治療方法についても紹介し、実技を行いたいと思います。 1~3年目の方を対象にしていますが、興味のある方はどなたでも参加可能です。是非、ご参加ください。
※申し込み者多数の場合はお断りする場合もありますので、その際はご了承ください。

参加費
○あしべん : 1,000円(当日受付にてお支払い下さい)
*資料代 別途2000円 ※2015年度の資料代です。通年分のため初回参加時のみです

○フォローアップコース : 2000円(当日受付にてお支払い下さい)

持ち物
・膝の出せる、動作の観察しやすい服装  ※裸足になる準備もお願いします
・配布されているあしべん2015の資料
・午前、午後とも参加の方は、昼食をご用意ください。学校に売店などありません。

お申し込み
申し込みフォーム(←ここをクリック)より必要事項をご記入の上お申込み下さい。

申し込み締め切り
7月12日(日) 23:59  ※資料の準備がありますので遵守ください。

お問い合わせ
あしべん運営事務局 ⇒ お問い合わせフォーム