7月のあしべん報告

7月のあしべんは6月に引き続き「静的・動的評価法コース」、そして新たに「足部テーピングコース」が加わりました。多くの方にご参加いただき、実技を中心とした活気ある勉強会となりました。
さて、今回は今年度初開催だった「足部テーピングコース」について報告します。
基礎編で学んだ触診でランドマークをしっかりと確認し、評価コースで学んだ内容を基に後足部の誘導テープと前足部の誘導テープを実施しました。後足部のテーピングは距骨下関節の運動軸を考え、テーピングの走行と張力のかけ方に注意します。皮膚への刺激を最小限にするため、最後は置くように貼付します。ランドマークをしっかりと確認しながらポイントとなる部分を考慮し、後足部の回外誘導テープと回内誘導テープを正確に貼付できるように行いました。前足部のテーピングも同様にランドマークをしっかりと確認し、関節の誘導方向をしっかりと確認して行いました。
テーピングの走行や張力のかけ方が難しく、貼り始めは足関節の動きを制限してしまったり、皮膚への刺激が多くなることもありましたが、最後には皆さんしっかりと貼付することが出来ていました。
今回参加してくださった皆さんからいただいた質問等が私達の成長にもなります。
皆さんと一緒に勉強し、より良い勉強会にしていきたいと思います。

【テーピングのポイントと注意点のおさらい】
1)テーピングは制動ではなく誘導なので、テンションはかけすぎない。
2)皮膚への刺激は最小限にするため、最後は置くように貼付する。
3)テープにあまりしわがよらないように注意する。
4)ランドマークをしっかりと確認する。
5)関節の誘導方向をしっかり確認する。
6)足関節の動きを制動しないよう注意する。
image (2) image (1) image

I.T