先日、8月のあしべんを開催しました。
テーピングコースは、各関節の運動軸を考慮しつつ、テーピングの緊張や皺に注意しつつ、皮膚への影響を最小限にしつつ・・・などなど多くを考慮する必要があります。スタッフが貼付した場合とペアの方が貼付した場合とでは結果が異なったと思います。わずかなテープの走行の違いやテンションの違いで結果が異なることが多いのです。そのため、我々スタッフも全員が完璧に貼付できる訳ではなく、その対象にあった貼り方を工夫しています。重要なのは最低限獲得しないといけないスキルをこのコースでは学んでもらいました。ですので、「正確に貼付する」ことを目標に自身で何度も繰り返し練習してもらいたいと思います。そして、そのテープの貼付前後での歩行や姿勢の変化を捉え、なぜそのう方向に関節を誘導すると良くなるのかを分析する能力を身につけていただき、臨床に還元してもらえるとよろしいのではないでしょうか。
インソールパッドのコースは、実際に靴の中敷きにパッドを貼付し、その変化を体験してもらいました。体験だけでなく、評価結果よりどのパッドをどこに貼付するか、また高さをどうするかを診ていく必要があります。臨床でもすぐに導入できるツールであるので、是非処方の仕方を理解した上で、活用いただくといいかと思います。
さて、次回9月は「27日」です。少し期間が空きますが、インソールパッドの処方の仕方と新たに「評価まとめ」コースを開催します。これまで行ってきたコースを総まとめする形で評価から処方までを一連の流れな中でスタッフと参加者で行っていきます。
10月は「18日」に決定しました。4月、5月に参加できなかった方やもう一度復習したいという方を対象に「足部の基礎編」をもう一度開催します。また、あしべんスタッフから臨床での介入方法の実際を事例提示として発表する予定です。
そして、秋といえばBBQです。この勉強会も今年で15年目を迎えましたので、その記念として参加者の皆様と一緒に楽しめる企画を考えております。まだ、検討中ではありますが、あしべん終了後に大学の敷地内で開催しますので、よかったらご参加ください。
では、暑い熱い夏はこれからですが、皆様お体に気をつけてご自愛いただきますようよろしくお願い致します。
H.I