10月のあしべん報告

10月のあしべんは9月からの引き続きの「評価まとめ」コースと、4月および5月に行なった「足部の基礎編」コースを開催しました。

「足部の基礎編」コースはその名の通り、他のコースの基礎となります。4月5月に来れなかった方に来年まで待っていただかずとも今年度の内に受けていただけるよう、10月から半年クール版として始まったコースの初回です。臨床で悩み、足部に視点をあてることで解決策はないか、また、もう一度考え方を復習してみようという考えからか、新人の方から10年目以上の方まで多くの方にご参加いただきました。内容は、解剖学や運動学、触診といった「基礎」を確認するとともに、実技にて足部を少し変化させるだけで姿勢が変わるといった事を体験してもらいました。特に実技場面では、触診してランドマークに印をつけようと思ってもその難しさに初めは自信がなく、けれども指導されながら触っている内に「これか」と触診できた喜びの声が聞こえたり、参加者それぞれで「こうしてみたらどうなるか」と、インソールパッドの種類や位置による様々な反応をみようと積極的に取り組む姿が見られ、より多くの方に興味をもっていただけたのではないか、と思います。今後は、さらに詳しい評価の方法やアプローチ方法などのコースを開催していきますので、多くの方にご参加いただき、疑問を一緒に解決していく中でお互いに成長できたら、と思います。

また、「評価まとめ」コースでも、熱いディスカッションの中で、今までのコースを復習、整理できたのではないかと思います。来月にはまた新しい「姿勢・動作の観察と分析の仕方」のコースを開催予定ですので、楽しみにしていてください。
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TK