2015年度4月のあしべん報告

2015年度第1回目のあしべん「足部の基礎編」が開催されました。
たくさんの施設から様々な経験年数の方々の参加により、今年度1回目にふさわしく活気あるものでした。
講義では足部・足関節の解剖学、運動学が中心となりました。
3次元の動きは紙面上だけではなかなか十分な理解が難しいものかも しれませんが、 今回の参加を機に少しずつでもイメージしながら日々まずは「足部を触ってみる」ところから始めてみてください。
そうすることで少しずつでも理解が深まってくると思います。
実技では足部の触診・ランドマークのマーキング、インソールパッドの貼付による姿勢・動作の変化を体験しました。
足部の触診は難しく、人によっても触りやすさが違います。
これもイメージしながらたくさん触ることで徐々に正確に触診できるようになっていきますので日々意識して触ってみてください。
インソールパッドの貼付では、1枚パッドを入れるだけでも姿勢・動作が良くなったり、悪くなったりと変化するということを体験してもらえたと思います。
よりよい姿勢・動作にするためにはどうしたらいいだろう…と考えておられた方も多くおられたと思いますが、今後のコースで動作観察・分析の仕方や評価の仕方、インソールパッドの貼付の仕方など順序立ててコースが開催されますので、ぜひ一緒に勉強していきましょう。
どのコースでも今回の「足部の基礎」は重要なものとなってきますので、日々イメージしながら足を触り、理解を深めてください。
今回残念ながら参加できなかった方も来月もう1度「足部の基礎編」が開催されますのでぜひご参加ください。
今回参加された皆様は次のコースが開催されますので継続してご参加お待ちしています。
今年度も唯一地面に接している「足」について何か1つでも多くの事を得られるようたくさんの皆さんと一緒に足部について学んでいきたいと思っています。

A.T